NEEWER『マクロリングライト』開封と使い方
下記の記事で紹介したNEEWER製『カメラ/一眼レンズカメラ用 接写専用ストロボ LED 48球 マクロリングライト/マクロリングフラッシュ Canon、Nikonに対応』が到着したので開封画像と操作方法のレビューをさせてもらう
関連記事:◆Amazonタイムセールだったのでポチっちゃった◆
今回は一部写真以外、iPhoneで撮影した。ご了承頂きたい
まずは外箱から
もうすでにこの時点で、購入した金額(3,000円相当)並のチープさは漂っているなと感じた
尚、LED Ring Flashとだけ記載されているが、ちゃんとライト(常時点灯)機能は有しているのでご安心を
中身
ここで気付いた。どうやら『RF550 Series Macro LED Ring Flash』が正式名称なのかもしれないと!これは説明書なのだが中身は中国語と英語のみ
◆商品内容◆
- リングフラッシュ本体
- ディフューザー透明、白、ブルー、オレンジの4種類
- ステップリング8種類(49、52、55、58、62、67、72、77mmレンズ用)
- フラッシュスタンド(ロック機能の為の穴あり。又、裏側に1/4インチネジ穴あり)
- 取扱説明書(中国語又は英語)
※電池は付属しません
リングフラッシュ本体とディフューザーの画像
ほとんどのパーツがプラスチック製とあってか3,000円相当のチープ感が漂っているが、液晶部分にはちゃんと保護シールが貼ってあった。
リングライト部分には透明なカバーが装着されており、このままでも撮影出来るが「円の模様」が綺麗に出せないので若干暗くはなるが白のディフューザーに付け替えた方が良いかもしれない(まだちゃんと使用していないのでわからないが)
尚、ブルーとオレンジのディフューザーについては「画面全体の色が変わるだけで要らないな」と思った。あと、付け替えるのに難儀する
アタッチメントについて
リングフラッシュとディフューザーそれにフラッシュスタンドを取り出すと、『両方』にレンズに装着するためのプラスチック製のアタッチメント(ステップリング)が計8種類同封されている。amazonでのレビューではアタッチメントの数が足りないとの報告があったので、購入された方はご確認を
電池について
電池のプラスとマイナスマークは見づらいが電池蓋の裏のみに記載されている。写真の通りに電池を入れれば大丈夫。例え間違ったとしても電源がつかないだけで故障する事はない(確認済)
尚、スライドさせて電池蓋を開けるのだが、硬いので本体を握りしめる格好で両手の親指で引くといいだろう
操作方法
これを説明したいがために他の写真まで撮ったのだ
◆各種操作方法◆
- PILOT…押すとフラッシュが発光する。フラッシュ撮影時の輝度確認用
- MODE…押すごとにフラッシュ撮影時において全灯(FLASH)なのか左側だけ半灯(L)なのか右側だけ半灯(R)なのか選択出来る
※片方を常時点灯させる事は出来ない。あくまでフラッシュ撮影のみの機能 - LIGHT…これを押すとライトモードになり、常時点灯する事になる。再度押すとフラッシュモードに戻る
- ON/OFF…電源ボタン。オンオフ共にそれぞれ1秒もかからず機能した
※5~8秒かかる個体もあるとの公式アナウンスあり - 下部の左矢印と右矢印…リングライトの輝度を調節出来る。-1.5~+1.5まであり、5メモリずつ調節可
- SET…押すとバックライトが10秒程点灯
※画像はバックライトが点いた状態
いたってシンプル。ちなみに最初、セットボタンの動作が分からずにNEEWERに問い合わせると以下の回答をもらった
お世話になっております。
お問い合わせありがとうございます。
SETボタンは何の機能もありませんので、ご安心下さい。
その仕様です。ご注文商品は故障していません。
よろしくお願いいたします。
いい加減なことを。ちゃんとバックライト機能がありましたよ
Nikon D810+TAMRON 90mmマクロレンズ(272E)にリングフラッシュを装着した写真
誤解しないで欲しいのが、写真以上に現物はチープ感が漂っているという事。まぁ、知らない人からしたら「え?これでたったの3,000円?安っ!」となるのかもしれないが(内輪ではなった)
輝度調節における明るさの度合い比較
こればかしはマニュアルで撮影しなければいけないのでiPhoneではなく一眼レフカメラ(CANON EOS KISS X4)で撮影した
※白のディフューザー装着
実際は写真のように分かりやすく明るさの度合いを確認する事は出来ない。一番暗いので目視出来る程度。一番明るいと「まぶしい」と感じる程度だ
ただ、明るくした分シャッタースピードを上げられるのは確かなことは試写して分かった
尚、ガイドナンバー:15 有効距離:5cm~150cmとあるが、1.5m先を照らしてるのかな?くらい
僕はマクロ撮影をしたいがために購入したので問題ないが、モデル撮影用にと考えている人は再度よく考えて購入するかどうか決めた方がよい。アイキャッチ用と割り切ってもリングが小さいので結局は近づいて撮影しなければならないからだ
※50cmくらいに近づかないとアイキャッチは入れられない
よって、モデル撮影においては以下の商品を推奨する
※上が本家。下が他社製の類似品。僕は下の商品を持っている(関連記事:クリップオンストロボ用リング型ソフトボックスのレビュー)
それと「ケラれ」というか「リングライトの光漏れ」の程度を確認する為、Nikon24-70mm F4(口径:77mm)レンズを装着して撮影してみたが、全域において四隅に「大きな光漏れ」を確認
「白のディフューザーの内側(内径)の両側に黒いビニールテープを貼るとケラれは軽減される」とamazonのレビューにあったので試してみたが、120mmならギリギリ問題なく撮影出来た。使うなら「切り取り前提」といったところだろうか
僕が撮影に使う予定のTAMRON 90mmマクロレンズ(272E)は、何の対処もしなくても「リングライトの光漏れ」はないので個人的には全く問題なし
全てのレンズで試す余力はないが、どうにかCANONのAPS-C機で試した。EF-S18-55mm F3.5-5.6(口径:58mm)では、18-35mm間は「リングライトの光漏れ(対策しても黒いケラれ)」が確認出来た
EF 40mm F2.8 STM(口径:52mm)においては「光漏れ」はなかった。CANONのフルサイズ機でも試してみたいところ
初期不良に当たるかな…と思ったが、Nikon及びCANON共にフラッシュ発光もちゃんと機能したので良かった。説明欄に「該当商品は5~8秒を長押してから作動します。」と記載されていて機動性に欠けるかなと思われたが実際、手元に届いた商品はオンオフ共に1秒もかからず機能したので良品に巡り会えたのかなと思う
チープ感を連呼した記事となったが、2,790円(amazonタイムセール時)で購入した先入観からなのかもしれない。慣れればそれなりのものに見えてきた。汎用性は欠けるが特化型で付属品は豊富だしコスパは良い。僕としては機能さえ果たしてくれて長持ちすればそれでいい。満足だ
次、関連記事をおこす時は撮影後になる(と思う)
■記事:白虎T■
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